日本維新の会の吉村洋文共同代表は２７日、大阪市内で行われた「大阪維新の会」全体会議に出席した。
あいさつもそこそこに吉村代表は、自民党総裁選に触れた。「本日、自民党は新しい総裁が決まりまして、いよいよ動き出すというところです。衆議院選挙も近づいてる」と切り出した。
８月に投開票された箕面市長選では維新の会所属の現職が敗北するなど、大阪府内の首長選や府議の補欠選挙で落選することが続いている。「『大阪維新の会』として、この間、近い選挙を見ると非常に厳しい結果になっています」とした。
過去を振り返り「１年半前、統一地方選挙で多くの仲間が誕生しました。その前から当然仲間がいますけど、１年半たって、現在のわれわれの立ち位置ということを客観的に見つめ直したい。改革政党として、様ざまな地で活動しているわけですけど、今、われわれはどこにいるんだろうかとみなさんと共有したい。原点に立ち返って、大阪のためにみなさんと一緒にこの状況を共有していきたい」と集まったメンバーに呼びかけた。
最後に「みなさんいろいろ思っていることもあると思います」とし、さらに「力を合わせてがんばっていきましょう」と鼓舞していた。