女子プロレス「スターダム」の〝ブラックピーチ〟渡辺桃（２４）が、センダイガールズ（仙女）の〝ハードコアクイーン〟ＤＡＳＨ・チサコ（３６）にリベンジを果たした。
２人は７月１５日の仙女・後楽園大会でハードコアルールで激突。最後はチサコにリング上に設置されたラダーからホルモンスプラッシュ（開脚屈伸式ダイビングボディープレス）を決められ、渡辺が３カウントを献上した。２７日の仙女新宿フェイス大会では再戦が決定。渡辺は同じ極悪軍団「Ｈ．Ａ．Ｔ．Ｅ．（ヘイト）」に属する琉悪夏と組み、チサコ＆松本浩代と対戦した。
ヘイトの２人が奇襲攻撃で攻め込んだが、敵軍の好連係に圧倒され、苦戦を強いられた。
渡辺は１０分過ぎ、チサコにダイビングフットスタンプからのホルモンスプラッシュ（開脚屈伸式ダイビングボディープレス）を浴びせられ、大ピンチに。すると、セコンドにいた刀羅ナツコがレフェリーの足を引っ張りカウントを妨害する。
さらに琉悪夏がボックス攻撃で敵軍を蹴散らすと、渡辺がパイプ椅子でチサコの脳天をぶち抜き勝機をつかんだ。最後は渡辺がチサコをピーチサンライズで沈め、３カウントを奪ってみせた。
試合後、マイクを持った渡辺は「チサコ、お前ってもしかしてハードコアでしか勝てない感じですか？ チサコさんってもっと強いと思ってました。仙女のリングでしっかり３カウント取っちゃってごめんなさいね。仙女のクソファンども」とあざ笑った。激怒したチサコに髪の毛をつかまれ頭突きをされた渡辺だが「負けたのはてめえだろ！」と吐き捨て、パイプ椅子を投げつけた。
渡辺がリングを去った後、マイクを持ったチサコから「あんなので勝って粋がってるヘイト、どこがヒールなんだよ。仙女のリングで好き勝手はさせねえ。次はぶっ殺してやるから覚えておけ」と宣戦布告された。