Infoseek 楽天

【広島】代打・末包昇大が12回サヨナラ打! 連敗もストップ…新井監督「ホッとしています」

東スポWEB 2024年9月27日 23時13分

最後は末包が決めた!広島は27日の阪神戦(マツダ)に延長12回、3―2でサヨナラ勝ちし、連敗を4で止めた。

試合は2点のリードを終盤に追いつかれ、延長に突入する総力戦。広島は先発・大瀬良以下、6人の投手陣を投入し延長12回まで、敵打線に勝ち越し点を与えずしのぎ切ると、敗戦のなくなった延長12回裏に劇的な幕切れで試合を決めた。虎の6番手・村上に対し、一死二塁から代打・末包昇大外野手(28)が右越えにサヨナラ適時打。連敗を脱出し、今月初となるサヨナラ勝利に、本拠地・マツダスタジアムの鯉党はもちろん、一塁側の赤ヘルナインも一斉に感情を爆発させた。

連敗脱出に導く殊勲の一打を放った末包は、お立ち台で「(これまで)ふがいない試合をしてしまって。ようやく勝利を届けることができて、本当によかったです」とニッコリ。試合後の新井貴浩監督(47)も「よくスエが打ったと思います。こういう状況にもかかわらず、ファンの方々が球場に来ていただいて、遅くまで残っていただいて感謝していますし、そういうファンの皆さんに勝ちをお見せすることができて、ホッとしています」と〝9月の大失速〟が続いていた中でも、変わらぬ声援を送り続けた鯉党に感謝した。

試合前まで9月4勝18敗。敗れれば今月19敗目となり、球団の月間敗戦数ワースト・タイにも肩を並べるところだっただけに〝目前〟で意地を見せた形だ。

この記事の関連ニュース