ボートレース児島のＧⅢ「オールレディース 第３６回瀬戸の女王決定戦」は２７日、予選最終日が行われた。
富樫麗加（３４＝東京）は予選最終日４Ｒ、３コースからからまくって１着。６号艇の８Ｒはスタート後手に回って１Ｍ最後方も、道中追い上げて３着に食い込み、予選を突破した。「８Ｒは展開のないところから追い上げられたし、握って回る分には乗りやすい。足はバランスが取れて普通。ただ、今節はそれほど足の差を感じない」と十分、戦えるレベルに仕上がった。
４月に産休から復帰。８月のまるがめヴィーナスシリーズで優出（５着）、続く浜名湖ＧⅢオールレディースでは予選突破。前節の宮島ＧⅢオールレディースは予選敗退も節間３勝を挙げた。今節もすでに３勝をマークしている。
「ターンの感じが休む前と違う。今はそこをペラを含めて探っている」と明かすように〝完調〟とはいかないが、着実に調子を上げている。