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【RIZIN】浅倉カンナが〝KY引退〟宣言 ラストマッチへ「空気を読まずに勝って終わりたい」

東スポWEB 2024年9月28日 6時8分

空気は読まない。格闘技イベント「RIZIN.48」(29日、さいたまスーパーアリーナ)で引退試合に臨む浅倉カンナ(26)が胸中を語った。

ラストマッチを前に取材に応じた浅倉は、現在の心境を「本当に『最後』っていうより『いつも通り』っていう感じなんです」と笑顔で語る。最後の相手にRIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花を選んだ理由を「格闘家としての最後は王者とやりたかったので…。今まで〝勝てる相手〟を選んだこともないですし。そういう意味で最後に挑戦したかったんです」と説明。その上で「見ているみんなをビックリさせたいですね。勝ち逃げ? はい、しますよ。空気を読まずに勝って終わりたい。〝KY引退〟します」と下馬評を覆す勝利を誓った。

突然に見えた引退だが、周囲には25歳をめどにグローブを置きたい意向を明かすこともあったとして「格闘技じゃない人生も経験したいし、楽しみたいっていうのもあったからです」。その最後の決断が今になったとして「そこから『あと2年』となって、気付いたら27歳になる年になって…。言ったら(現役が)ちょっと長引いたなくらいの感覚です」と吐露した。

引退後については「やりたいことはあるんです。まだはっきりとは言えないけど、格闘技とは違うことがしたい」と格闘技界から身を引く考え。レスリング出身ということもあり、周囲からプロレス転向を勧められることもあるというが「ないですね。よく言われますけど…。もうつらいことはできない。もう一回(頂点を)目指すっていうのはできないです」と苦笑いで否定した。

ラストマッチで快勝し、第二の人生で最高のスタートを切ることができるか。

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