イングランド・プレミアリーグのブライトンを率いるファビアン・ハーツラー監督（３１）が所属する日本代表ＭＦ三笘薫（２７）の課題を指摘し、さらなるレベルアップを要求した。
ブライトンは２８日にアウェーで名門チェルシーと対戦する。クラブ公式サイトによると、記者会見した指揮官は印象的なパフォーマンスを見せている三笘について「彼は試合ごとに良くなっています。最終的に得点とアシストを期待しています」とし「昨季のケガの後、以前の調子を取り戻すのに時間が必要だったと思うが、我々はあまりプレッシャーをかけていない。ベストな状態に戻るために何をすべきかは彼自身が一番よく知っている」という。
その一方、ハーツラー監督は日本人ドリブラーの課題について「クロスも上達しているが、まだ過程と発展の途中だと思う」とし「ファーストタッチは特別なところもあると思うが、トレーニングすれば上達できるとも確信している。パスの仕方、ファーストタッチの取り方、練習をたくさんすれば上達できる」と話、さらなるレベルアップを求めていた。
指揮官は「もちろん三笘は傑出した選手です。違いを生み出せる選手であり、さらに向上したいと思っている。彼は『成長は終わった』とは言いません。まだ自分の可能性を模索している。そこが彼の本当に素晴らしいところです」と今後の成長に期待していた。