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田崎史郎氏が自民党総裁選を総括「党内での疑似政権交代が行われた」

東スポWEB 2024年9月28日 10時18分

政治ジャーナリストの田崎史郎氏が28日、読売テレビ「ウェークアップ」に出演。27日に投開票が行われ、新総裁に選出された石破茂氏についてコメントした。

田崎氏は安倍派の幹部と話し「私たちはもう非主流派ですから」と言われたエピソードを紹介。「今回の総裁選の大きな変化は、主流派と非主流派が入れ替わった。党内での疑似政権交代が行われた」と指摘。

続けて「昨日の得票を見ても国会議員票で限るならば、石破さんの票と高市さんの票は16票の差しかない。党内にアンチ石破の票が半分ぐらいは存在するということ。その人たちをどうやって今後まとめていくのか。それが1番大きな課題だと思います」と述べた。
過去最多の9人が立候補した自民党総裁選は1回目の投票で高市早苗経済安保相が181票(議員票72、党員票109)でトップ。石破氏が154票(議員票46、党員票108)で次点となった。過半数を得た候補がいなかったために2人が決選投票に進んだ。決選投票では計414票(議員票367票=有効362票、都道府県連票47票)の内、石破氏が215票(議員票189、都道府県連票26)、高市氏が194票(議員票173、都道府県連票21)だった。

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