西武は28日のロッテ戦(ベルーナ)に1ー5と敗れこのカードを4勝20敗。シーズン90敗に到達した。12球団では2017年のヤクルト以来となる。
増田達至投手の引退試合となったこの試合だが、2番手でマウンドに上がったボーが5回に佐藤都に5号3ランを献上し先制を許した。0ー3のまま7回に3番手として増田は現役最終マウンドへ。3球目のストレートを岡に左前打とされ12年間の現役生活に幕を閉じた。
打線は8回に岸、平沼の連続二塁打で1点を返しさらに無死一、三塁のチャンスを作ったが反撃もここまで。8回に中村、9回に水上が1点ずつを失い増田の引退試合を勝利で飾ることはできなかった。
試合後、渡辺監督代行は「みんなの声援を浴びながら最後打たれてしまいましたけど、いい形で終われてよかった。マスは本当に丈夫で、打たれても引きずらず態度にも出さない。当然、すごく悔しい時もあったと思う。特に若い選手にはいい影響を与える、すごくみんなから信頼されるピッチャーだったと思います」と12年間の功績を称えていた。