巨人・小林誠司捕手(35)が28日の広島戦(マツダ)で値千金の適時打を放った。
同点の6回に岡本和の適時二塁打で勝ち越すと、さらに二死三塁で小林の前の打者・門脇が申告敬遠で歩かされた。広島ベンチは打率1割4分7厘の小林との勝負を選んだが、これが背番号22に火をつけた。コイ2番手・森浦の4球目、148キロ直球を右前へと弾き返した。
広島は大阪・堺出身の小林が、広陵で高校時代を過ごした準地元。Vへの執念に燃える小林の一打にベンチも大盛り上がりだった。
これにはネットも反応。「パルプンテきた~」「世界のコバヤシ、キタ~!」など絶賛する声があふれた。「スガコバ」としてコンビを組む先発・菅野を小林がバットで盛り立てた。