明治安田Ｊ１リーグ第３２節（２８日）、初昇格で優勝争いに加わる町田が、首位攻防戦となったアウェー広島戦に０―２で敗れ、３位に転落した。
今季の優勝を占う首位・広島、２位・町田の対戦。初昇格初優勝を狙う町田は、前半３、２３分に失点すると、広島の守備を崩すことができず、無得点に終わった。黒田剛監督は「終わってみれば、立ち上がり、我々が懸念していたところ。逆にそこで飲み込んでいきたいプランはあったが、やはり経験差が出たゲームだったし、一枚上手だった」と振り返った。
残り６試合。広島との勝ち点３差は決して逆転不可能ではない。指揮官も「まだ６試合あるし、首位を走っているチームがこのまま全勝で突っ走ることも考えにくいので、目の前の一戦に照準を絞って上に食らついていくことによってチャンスが出てくくる。諦めずにこのまま走り続けたい」と前を向いた。次節（１０月５日）はホーム川崎戦だ。