巨人・吉川尚輝内野手(29)が28日の広島戦(マツダ)に「3番・二塁」で出場し、4安打の大暴れで4年ぶりVに貢献した。
初回にチーム初安打となる左前打を放つと、止まらなかった。この日は5打数4安打で規定をクリアし、打率2割8分7厘はチーム最高となっている。
岡本和と2人で全試合出場を続ける吉川は悲願のVに、「うれしいですね。それだけです」としみじみ。「〝今日決めたい〟っていうみんな気持ちもありましたし、何とか(打てた)。結果的にはいい形で塁に出られたんでよかったと思います」と副キャプテンとして振り返った。
個人としては3度目のVだが「4年ぶりですけど、4年前は僕は何もできなかったので。こうやって今年は少し貢献できたのかな」と二塁守備でも勝利に貢献する背番号2はあくまでも謙虚だった。