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バルセロナがレバンドフスキの後継候補をリストアップも「深刻な資金難」に苦悩

東スポWEB 2024年9月29日 10時54分

スペイン1部バルセロナがエースの後継者に頭を悩ませている。絶対的なエースストライカーのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは今季もゴールを量産しているものの、すでに36歳と選手としてはベテランの域に入ってきた。契約は2026年夏までとあって、クラブは新エース探しを本格化させる。

スペインメディア「FICHAJES・NET」は「バルセロナは将来の計画を準備している」とし、エースと契約最終年となる来季までに後継者を選定する構えでハンジ・フリック監督もストライカー補強を求めているという。その上で「理事会は後継者を確保することが今シーズンのチーム成功のカギを握ると認識している」と指摘するなど、クラブの最重要課題になっている。

同メディアはバルセロナがイタリア1部インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが筆頭候補と報じ「欧州でもっとも安定したアタッカーの一人であることが証明されている」とし「クラブにとって理想的な選択肢」と伝えた。またドイツ1部ライプチヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコもリストアップ済みという。

将来を見据えて早急に手を打つ必要があるものの、問題もある。バルセロナはかねて多額の負債を抱えており、1億ユーロ(約158億円)以上が見込まれる高額な移籍金を支払える状態にないからだ。今後に戦力補強を行う場合には、まずは資金を得るために「(現所属)選手を放出する必要がある」という。

今季リーグは負けなしの7連勝(27日現在)と首位を快走する中、エース後継問題は苦戦必至な雲行きだ。

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