お笑いタレントの今田耕司（５８）が２９日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。失職し出直し選挙に臨むと表明した兵庫県の斎藤元彦知事について言及した。
今田は斎藤知事への見方が変わってきたという。「ちょっと分からなくなってきたというか」と切り出すと「最初はパワハラおねだりで、自分のこと話さないで周りの情報ばっかりで何でこの人辞めないんだろうの一辺倒だったんですけど、今いろんな関西の番組出たり、自分の言葉で話し始めたりして、こういう気持ちでしたと言ったら違うようにも見えてきた」と明かした。
職員が死亡していることと、告発者への対応については「そこはちゃんと考えなダメなんですけど」としたうえで「前とは印象が変わって、もしかしてこの人は一人で戦ってるのかもと思ってしまうくらい実績があったり」と指摘。「天下りをやめるとかっていかにも上の偉い職員の人が『あいつを潰せ』ってクーデターも起こりそうな感じ。事実は分からないけど、もしかしたらこういうふうに思ってる県民の人もいて、この５０日の動きでもう一回（復帰が）ありえたりするのかな」と再登板の可能性を語った。
一方で、「ただ、職員の人みんなノーじゃないですか。万が一もう一回知事になれたとしても一緒に働いてくれる人いるのかなと思うと、県民の人は不安ですよね」と懸念点も指摘した。