スペイン１部レアル・ソシエダードの日本代表ＭＦ久保建英が、２８日に行われたバレンシア戦で今季２点目となるゴールを決めて３―０の快勝に大きく貢献した。
先発出場した久保は、前半８分に左クロスに絶妙なタイミングで合わせて先制ゴールを奪った。この一撃で波に乗ったチームはゴールを重ねて圧勝。直近４試合は未勝利で無得点とドン底だったチームの救世主となり、この試合の最優秀選手にも選出された。
スペイン紙「アス」は「最も決定的で連想的な日本人が帰ってきた。そしてレアル（ソシエダード）もそれを高く評価した。彼がゴールを決め、さらに（チームは）ゴールを決めることができた。復活した」と絶賛した。
データ分析専門サイト「ソファースコア」によると、久保は３２本中２７本のパスを通すなどチャンスの演出に大きく貢献。得意のドリブルも５回中３回の成功と相手の脅威になった。
個人としてもチームとしても最高のパフォーマンスを見せ、今後の本領発揮に期待がかかる。