総合格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．４８」（２９日、さいたまスーパーアリーナ）で、木下カラテに戦慄の１０８秒ＫＯ勝利を収めたカルシャガ・ダウトベック（３０＝カザフスタン）がまさかの朝倉未来との〝再戦〟を希望した。
いつも通りのポーカーフェースでリングに上がったダウトベックは、序盤から打撃の圧力をかけながら前に出る。最後はサウスポーの構えからワンツーとパンチをヒットさせて木下の意識を飛ばし、１ラウンド１分４８秒でＫＯ勝ちした。
その後、マイクを持ったダウトベックは「いつものようにＫＯで勝利できました」と表情を変えずに勝利を喜ぶ。さらに自身のインスタグラムに投稿してくれる日本のファンに感謝を口にした。その後、インタビュースペースに姿を見せたダウトベックは「引退したのは知っているが、もし可能なら朝倉未来とボクシングの試合で戦いたい」と１８年９月に敗れた未来とのボクシングルールでの再戦を熱望。さらに「彼がフロイド・メイウェザーと戦ったのを知っている。だから、日本のファンのためにボクシングで対戦したい。ＲＩＺＩＮでやってくれれば喜んで戦いたい」とした。まさかの再戦はあるか、それとも――。