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【RIZIN】体重超過のフアン・アーチュレッタ…あっさり一本負け「許してくれるなら活動したい。ベルトは近い」

東スポWEB 2024年9月29日 19時33分

総合格闘技イベント「RIZIN.48」(29日、さいたまスーパーアリーナ)で体重超過で試合に臨んだフアン・アーチュレッタ(37=米国)は、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(23=キルギス)に192秒で一本負けした。

試合は66キロ(フェザー級)契約だったが、アーチュレッタは前日計量で2・9キロと大幅超過した。それでもシェイドゥラエフから了承され試合を実施。その条件として「シェイドゥラエフが勝った場合、その結果を公式記録とする」「アーチュレッタが勝つか、引き分けた場合、記録はノーコンテストとする」に加え、アーチュレッタにはレッドカード(50%の減点)が与えられてから試合開始になった。

コールと共に観客席からブーイングが送られたアーチュレッタだが、表情を変えなかった。ゴングが鳴らされると鋭い打撃をかいくぐり組み付きコーナーに押し込む。

だが、その際に体を入れ替えてバックテークを狙ったシェイドラエフの足がロープにかかり、いったんストップしてから再開。アーチュレッタはそのまバックを狙う相手をなんとか振り落とそうとしたが、スルスルと腕を取られ、腕十字固めでギブアップした。

新鋭に1R3分12秒で完敗したアーチュレッタはまず、昨年末に続く計量失敗について「深くおわびしたいと思います。体重をクリアできなかったのは自分のせいです。次回は10日前に来日して、この様なことが二度と起こらないようにいたします」と謝罪。

その上で試合を「作戦通り動いていたし、それが通用しているように感じました。最後に一本を取られてしまいましたが、グローブが絡まったように感じました。引き抜こうとした時にグローブが引っかかってしまった。恥ずかしい気持ちもあるし、残念です」と無念さをにじませる。

それでも今後について「RIZINが許してくれるならこれからも活動したい。(ベルトも)そんなに遠くないと感じているので、チームと共に高みを目指せるように努力するだけです」と前を向いた。

一方、約3キロ重い相手に圧勝のシェイドゥラエフは「私はトップを目指したい。鈴木選手と対戦したいと思います」とRIZINフェザー級王者・鈴木千裕への挑戦を熱望。これに「ABEMA PPV」で解説を務めていた鈴木は「ドンと構えているしかないんで、誰が来ても戦いますよ。すごい強い。やるなら正々堂々、戦いたいですね。戦う時のポイント? 根性じゃないですか?」と話した。

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