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【新日本】内藤哲也がオーカーン下しIWGP世界王座V1 ザックとの頂上決戦後は「防衛戦の相手を俺が指名します」

東スポWEB 2024年9月29日 21時3分

新日本プロレス29日の神戸ワールド記念ホール大会で、IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(42)がグレート―O―カーンの挑戦を退け初防衛に成功した。

今夏のG1クライマックス公式戦(8月12日、長岡)で敗れたオーカーンとのリベンジマッチ。内藤は序盤からオーカーンの左ヒザ攻めに大苦戦を強いられた。

それでもオーカーンが試みた雪崩式エリミネーターを阻止すると、雪崩式フランケンケンシュタイナーで反撃開始。コリエンド式デスティーノは防がれて大空スバル式羊殺しに捕らえられるが、ならばと逆河津落としを切り返してコリエンド式デスティーノをさく裂させた。

粘るオーカーンも正調デスティーノをこらえて逆河津落としを決めるが、内藤はエリミネーターにカウンターのデスティーノを発射。最後は正調デスティーノで振り切り、最高峰王座を守り抜いた。

これで内藤は10月14日両国国技館大会でザック・セイバーJr.とのV2戦に臨むことが確定。試合後のリング上に登場したザックから「ちょっとごめん。両国で内藤は終わり。(自分は)今はG1王者、でももうすぐIWGP世界ヘビー級王者だよ。内藤さん、新日本トップは俺だ!」と挑発を受けた。

するとここでこの日NEVER無差別級王者に返り咲いた鷹木信悟も登場。「ちょっと邪魔するぜ! 別にお前らの邪魔をする気はない」と断りつつ「まだまだ暴れたりないんだよな。お前らの勝者に、次は俺がチャレンジする。どっちが来ても面白くなりそうだな」とIWGP世界王座挑戦を宣言した。さらにはこの日の大会でTMDKのXとして凱旋した大岩陵平も登場したからリング上は大混乱。「鷹木信悟、邪魔すんで! 新日本生まれ、ノア育ちの大岩陵平だ。お前の持ってるそのNEVERのベルト、俺が挑戦する」と両国大会でのNEVER挑戦が決定的となった。

何やら因縁が渋滞気味のリング上となったものの、この日の主役はあくまでIWGP世界王座を防衛した内藤だ。「2006年10月、俺がシングルマッチ初勝利した場所はここ神戸ワールド記念ホールでした」と思い出の地での王座戦に感慨深げな様子。「グレート―O―カーンの挑戦を退けた。次は10月14日両国国技館大会で行われるザック・セイバーJr.との防衛戦。そこもクリアしたら! そこからは俺の新たなるチャレンジをしていきたいと思います。それ以降の防衛戦の相手を俺が指名しますよ。その答えはもちろん! トランキーロ、あっせんなよ」と今後の防衛ロードの青写真を明かすと、最後は代名詞の「デ・ハ・ポン!」大合唱で大会を締めくくっていた。

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