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錦織圭 ジャパンOP8強で終戦も…語った手応え「試合をしていて楽しい」

東スポWEB 2024年9月29日 21時48分

男子テニスで元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)は、終戦にも一定の手応えを口にした。

木下グループ・ジャパン・オープン5日目(29日、東京・有明テニスの森公園)のシングルス準々決勝では、世界ランキング14位のホルガー・ルネ(デンマーク)と対戦。第1セットを6―3で先取するも、第2セットを2ー6、第3セットを5―7で落とし、4強入りはならなかった。

第1セットは序盤から3ゲームを連取するなど、錦織のペースで試合を展開。第2セットは第6ゲームにブレークを許すと、その後は押される展開が続いた。第3セットは一進一退の攻防を繰り広げたものの、あと一歩及ばなかった。

1回戦では元世界ランキング3位のマリン・チリッチ(クロアチア)、2回戦では世界ランキング29位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に勝利。明るい兆しが見えてきた中で「簡単なミスも最後ちょっと出たし、足が動いてくれなかったのもあった。まだまだ体力不足とバネのなさが最後に出たかなと思う」と反省しつつも「この3試合を通してかなりいい部分もあった。昨日の試合ができすぎていたので、今日はちょっと落ちるの覚悟していたけど、十分良かった」と収穫も語った。

ここ数年はケガに苦しんできたが「まだまだこうやってプレーできていて、試合をしていて楽しい」とモチベーションは十分。ベテランの領域に達してもテニスへの熱い思いは変わらない。

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