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【巨人】山瀬慎之助が昇格即2安打 優勝の裏で味わった悔しさ「来年はあそこに…」

東スポWEB 2024年9月29日 21時48分

巨人・山瀬慎之助捕手(24)が29日に一軍昇格を果たすと、同日のヤクルト戦(神宮)に「7番・捕手」で先発出場。今季初安打を含む4打数2安打とアピールに成功した。

小林に代わって一軍に合流し、即スタメンマスクを被った山瀬。まずは0―0の2回一死一塁で1打席目を迎え、相手先発・ヤフーレの投じた6球目・直球をうまくはじき返して左前打。うれしい今季初安打とすると、2―3の6回無死一、二塁で迎えた3打席目ではこの回からマウンドに上がった高梨の投じた7球目を中前打としてマルチ安打を記録した。

山瀬は「安打が2本出たのは良かったです」と一定の手応えを明かしながらも「捕手として試合に負けてしまったので、そこは反省しています」と序盤に計3点を失った自身のリードを悔やんだ。

悔しさを味わったのはこの日の試合だけではない。前夜の優勝の瞬間は歓喜の輪に入れず、テレビ越しに見届けた。

「(みんなと)同じような熱量で喜べなかったので、悔しい思いが大きかったので、来年はあそこに入れるように頑張ります」(山瀬)

それでもCSを見据えたこの時期の一軍起用は首脳陣の期待の表れでもあることは間違いない。山瀬は「(岸田、大城卓、小林の)捕手3人はすごくいい働きをしているので、(一軍昇格は)チャンスでもありますし、逆にミスしたらピンチになると思って危機感を持っています」と静かに闘志を燃やしていた。

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