元明石市長の泉房穂氏（６１）が２９日に自身の「Ｘ」（旧ツイッター）を更新。斎藤元彦知事の３０日付での失職を受けて行われる予定の兵庫県知事選について言及した。
知事選については同日、前尼崎市長の稲村和美氏が立候補へ準備を進めていると報じられた。「兵庫県民の有権者一人ひとりの判断が問われることになる」とコメントした泉氏は、Ｘユーザーから「泉さんが立候補する可能性は無いのですか？」と尋ねられると「その可能性はありません」と断言。
「次の兵庫県知事に誰がなるのかは兵庫県民にとって極めて重要なことですが、兵庫県民は、〝私利私欲〟の知事でも、〝党利党略〟の知事でもなく、〝県民目線〟の知事を選ぶものと、私は信じています…」とつづった。
また、知事選に関して「総選挙が近いこともあり、〝独自候補〟を擁立し、衆院選と知事選を連動させたいとの事情は察するが、〝党利党略〟を優先する判断はお控えいただきたい」と各党に要請。「兵庫県知事は、〝兵庫県民みんな〟の知事であり、〝政党〟のための知事ではない」と記している。