総合格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．４８」（２９日、さいたまスーパーアリーナ）で、ＲＩＺＩＮの榊原信行ＣＥＯ（６０）が、大会後の総括会見で３連敗を喫した萩原京平（２８）について言及した。
萩原は高木凌のリアネーキッドチョークに捕まり、わずか一本負け。これで２０２２年に続く２度目の３連敗となった。この３年間では１勝６敗の低空飛行だが、榊原氏は「強くなれよという感じ」とぴしゃり。「京平ともちょっと立ち話をしましたけど、これ以上、恥をかきようはないんだから、最後ベルトを巻いてやろうと長南（コーチ）に全てを託すつもりでやったほうがいいと思う。勝ち癖負け癖あって。よくあれだけ気持ちよく（一本を）取られちゃうね。恥をさらしながらも戦い続けてほしい」とゲキを飛ばした。
一方でこの日の試合終了後、一部サイトで萩原が元妻へのＤＶで逮捕されていたと報じられた。この報道に対しての質問には「ざっと読んだが、僕らが本人に聞いている話とだいぶ違う。（記事中に登場する）ＲＩＺＩＮ関係者ってのも意味がわからない。僕らからそれに対して話をするというのは特にはないが、萩原選手から聞いている話とは随分違うなあっていう感じ」と話した。
その上で「多分言い分はそれぞれあると思うので、それがどういう推移をしていって。法律にのっとった国のルールがあるんで、そのルールの中でどういう結論になって、萩原選手とどうなっているのかということだろうと思う」と説明。事態の推移を静観するとした。