阪神は29日のDeNA戦(甲子園)に7―6で勝利し、シーズン2位が確定。10月12日から始まるCSファーストステージの甲子園開催も決まった。
先発・才木が6回5失点と崩れる誤算はあったものの、2―6の7回に打者一巡の猛攻で一挙5点をゲットし逆転に成功。後続の桐敷―ゲラもシャットアウトリレーでバトンをつなぎ勝利を手繰り寄せた。
屈辱のV逸決定から一夜明けとなった一戦。傷心を乗り越え高い集中力を披露してくれた虎ナインの姿を目に、岡田彰布監督(66)も「よく引っ繰り返してくれた。まだシーズンは残っているが、あと1か月は野球をしたい」とポストシーズンでの逆襲を誓う。
「いつまでになるか分からんけどな。対戦相手はどうやろ? 早く決まったらそれだけ準備もできるけどな」と気持ちを切り替え、球界の頂点をもう一度見据えた。