ボートレース徳山のＧⅠ「徳山クラウン争奪戦開設７１周年記念競走」の優勝戦が２９日、行われ、１号艇の丸野一樹（３３＝滋賀）がイン逃げで１着。通算７回目のＧⅠＶを飾った。
スタートは６艇中６番目のコンマ１９。「３０点ですね。風が収まって勘よりも遅かった」と苦笑い。それでも「峰竜太さん、白井英治さんが少し前にいただけだったので、大丈夫と思った。峰さんの舳先が見えたので、ツケマイを警戒してターンした」と１Ｍを冷静に旋回してＢＳ先頭に立つと、そのままゴールを駆け抜けた。
「最終日が一番手応えがあった」とエース格７１号機は、出足を中心に仕上がりは完調な仕上がり。「本当にＧⅠの優勝は久々でホッとした」と２０２２年５月の鳴門６９周年記念以来２年４か月ぶりのＧⅠ制覇に安どの表情を見せた。
９月に入って三国ＧⅡモーターボート大賞Ｖ、びわこＧⅠ７２周年で優出、そして今大会Ｖと絶好調で賞金ランクも２２位に浮上。「これからの大きいレースに向けて、ここからジャンプアップしていきたい」。２年ぶり３回目のグランプリ出場へ向けて、さらに弾みをつける優勝となった。