ボートレース若松のGⅠ「全日本覇者決定戦 開設72周年記念競走」は29日、予選3日目が行われた。6Rでは柳沢一(43=愛知)が5コースからまくり差して好位へ進出し、3着を確保した。得点率7・00、8位タイで予選最終日に臨む。
「納得のいく仕上がり。だいぶバランスが取れてきた。ちょっと伸びに余裕があって、ターン回り、グリップがしっかりしている。いつもの自分の状態に比べると鈍さはあるけど、その分伸びがいい」と胸を張る。
前走の尼崎で今年3回目のVとリズムを上げている。その要因について「自分の中でペラ調整のやり方を変えた。考え方を変えたわけではないけど、今までやってきたことに新たに分かったことを使い分けながら、柔軟にできている。それがいいのかな。もともとそれが理想だったんですけどね」と明かす。
調整面が充実しているとなれば、終盤戦も安定した走りでV戦線に食い込んできそうだ。