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大谷翔平驚異のドジャース1年目 ロバーツ監督「私が最も驚いているのは…」【一問一答】

東スポWEB 2024年9月30日 9時19分

ドジャース・大谷翔平投手(30)は29日(日本時間30日)の敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数1安打1盗塁でレギュラーシーズン最終戦を終え、すでに地区優勝を決めているチームも2―1で逆転勝ちした。

大谷は首位打者のアラエス(パドレス)には4厘差で及ばなかったものの54本塁打、130打点の打撃2部門で2位以下を大きく引き離してリーグ2冠は当確。打率を3割1分で終え、日本人初のMLBトリプルスリーも達成した。

数々の偉業を成し遂げ、自身初のポストシーズンに臨む大谷について試合後のデーブ・ロバーツ監督の一問一答は以下の通り。

――ドジャースでプレーした大谷の6か月は

ロバーツ監督 スーパースターの姿を皆も見たと思うが、私が最も驚いているのは彼にかけられている期待、彼自身が自分にかけている期待を背負ってまでも、なお毎日ステージに出て〝ショー〟を披露していること。あれほどの期待にかかるプレッシャーは想像できない。彼の準備の良さ、彼は本当に集中力のある仕事をする。

――とにかく驚異的な打席の連続だった

ロバーツ監督 序盤は追いかける打席もあったが、この最後の1か月間は集中力が高まっており、彼がどれだけさらに良い打者になれるかを自分自身でも感じたと思う。序盤には彼をアウトにする攻め方があったが、今やストライクゾーンをコントロールし、新たなレベルに到達した。そして走塁は言うまでもないが、あそこまでの効率性を見たのは初めてだ。

――そして大谷はレギュラーシーズンを通しても健康体を維持し、ほぼ試合に出続けた

ロバーツ監督 本当に大事なことだった。ショウヘイは確か2試合くらいしか欠場していない。だから700打席近く立てたこと、多くの選手が(怪我で)欠場した中で彼がラインアップにいたことで我々の打線は間違いなく良くなった。

――大谷のピッチングは今、どういう状況か

ロバーツ監督 少しだけ(リハビリの)強度を上げる以外、あまり変わらないと思う。

――大谷自身はポストシーズンで打者と対戦するかは決めていないと

ロバーツ監督 これは主にトレーニングスタッフに向けたショウヘイの質問だが…。ただ、我々は皆、彼の打撃に影響するなら(ポストシーズンでの投球は)やるべきではないという考えで合意していると思う。もし代償がないならやる可能性はあるが、私はその件に関しては立ち位置を把握していない。

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