スペイン１部レアル・マドリードのＧＫティボー・クルトワ（３２）が２９日（日本時間３０日）、敵地に乗り込んだアトレチコ・マドリード戦でライターを投げ込まれる事態に巻き込まれた。
両サポーターも熱くなるマドリードダービー。それはレアルのブラジル代表ＤＦエデル・ミリトンが後半１９分に先制点を決めた後に起きた。クルトワが、スタンドのＡマドリードサポーターを挑発するような行為を行い、怒ったサポーターからライターが飛んできたのだ。主審は試合を中断した。
Ａマドリードのディエゴ・シメオネ監督らは、サポーターをなだめる事態となり、スタジアムは騒然。試合は十数分中断となった。試合はＡマドリードが後半アディショナルタイムに追いつき、１―１の引き分けだった。
スペイン紙「アス」によると、試合後の会見でシメオネ監督は「ライターを投げた者も制裁を受けるべきだし、挑発した者も制裁を受けるべきだ。制裁を受けなければ、何をしても許されるのだから」とクルトワの行為も含めて批判した。