ヘンリー王子はウェルチャイルド賞授賞式（３０日）に出席するため先週末に英国に到着。しかしチャールズ国王は現在、バルモラルに滞在しているため、２人が会う可能性は低いと英紙エクスプレスが２９日、報じた。
情報筋によるとヘンリー王子はバッキンガム宮殿のすぐ近くに滞在しているが、授賞式の後はすぐに南アフリカに飛び、長年の友人に会い、自身の慈善団体セントバレを支援する予定だ。短い滞在時間のため、チャールズ国王と会う可能性は極めて低いという。
しかも国王は、２８日にスコットランド議会の２５周年記念式典に出席した後、現在はカミラ女王とともにバルモラルに滞在しており、いつロンドンに戻るかは不明だ。
加えて同情報筋はヘンリー王子のチームは、王子が（テロ行為の）標的になる恐れがあるため、安全を考えてイベント開催場所を一般の人々や親しい仲間以外に知らせることは許可されていないと語ったという。
同情報筋は「ヘンリー王子は英国での安全を依然として非心配しており、彼のチームはイベント当日まで場所を誰にも教えないよう依頼している」と語りつつ「ヘンリー王子が葬儀や家族との面会のために土壇場で来るのは別として、公の場のイベントが公表されるのとは全く違う」とも指摘した。
徹底した秘密主義と警備体制、国王の「不在」により、今回も親子の対面は実現しない可能性は高くなってきた。