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【バレーボール】石川祐希 新天地で開幕戦白星貢献も満足せず「オフェンスの部分でミスが…」

東スポWEB 2024年9月30日 13時18分

バレーボール男子でパリ五輪代表の石川祐希(28)が白星スタートに大きく貢献だ。

イタリア1部ペルージャに所属する石川は、29日(日本時間30日)に行われたリーグ開幕戦に全セットで先発出場。ホームでベローナに3―0でストレート勝ちを収め、自身もチーム3位の10得点を挙げた。

イタリアでの10季目となる今季は、名門・ペルージャでのプレーを選択した。リーグ戦前に開催されたスーパー杯の決勝では20得点を挙げてMVPを獲得し、3連覇に大きく貢献したが「ハイボールの決定率が悪いし、レセプションの返球率が良くなかった」。スター軍団で自身の立ち位置を示すのは、まだ不十分な結果と自己分析。「自分が活躍してタイトルを取れるように戦っていきたい」と意気込む中で、初戦から存在感を発揮した。

試合後には「まずレギュラーシーズンの初戦を3対0で勝ち切れたということは大きかったと思うし、ペルージャのホームゲームが初めての中、いい雰囲気でプレーができたと思う」と一定の評価を下した。ただ、満足はしておらず「個人的にはスパイク、オフェンスの部分でミスが多かったので、次回までには修正したい。レセプションも受ける本数は少なかったが、少しミスがあったり、もう少しAパスに返せるボールもあったので、そこを課題として今後も戦っていきたい」と反省も忘れなかった。

次戦は10月6日(日本時間7日)に敵地でパドバ戦と相まみえる。「レギュラーシーズンの初戦を勝ち切れたことは大事だし、次のパドバ戦、そしてその次のモデナ戦とこの3試合が重要だと監督からも言われている。そこにフォーカスして準備していきたい」と気を引き締めた。

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