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松山英樹 「ゴルフをやめたいくらい」からのパリ五輪金&世界1位・シェフラー撃破

東スポWEB 2024年9月30日 14時28分

男子ゴルフの米国選抜と世界選抜(欧州を除く)による団体対抗戦「プレジデンツカップ」最終日(29日=日本時間30日、カナダ・モントリオールのロイヤルモントリオールGC)、シングルス12試合が行われ、パリ五輪銅メダルの松山英樹(32=LEXUS)が、同金メダルで世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)に1アップで勝利した。

一進一退の攻防となった中、松山は17番パー3で1・5メートルにつけてバーディを奪い、1アップにすると、最終18番でパーパットを沈めて勝利つかんだ。「スタートのティーショットがうまく打てた時に、いけるかなという感じがあった。2番でバーディーを取られても入れ返すことができたので、我慢していればチャンスはあると思っていた」。ウイニングパットについては「オリンピックの時もそうだったが、最後のパットは手が震えていた」と振り返った。

3日目まで本来の調子を発揮できなかっただけに「今週(ダブルスで)3敗しているのは全て僕のせいだったので、勝ちを得ることができて良かった」。その上で「昨日(3日目)終わった時点ではゴルフをやめたいくらい、すごく嫌な気持ちになったが、切り替えて今日スタートする時には、絶対勝ってやるという気持ちでやっていた」と明かした。

松山が大きな勝利を挙げたこの日のシングルスだったが、世界選抜は3勝3分け6敗とし、通算で11・5―18・5で米国選抜に敗戦。世界選抜の通算成績は1勝1分け13敗となった。

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