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【MLB】レッズの〝赤い彗星〟デラクルーズは「25―67」で終了 史上5人目快挙も三振数も断トツ

東スポWEB 2024年9月30日 17時33分

MLBの超新星として注目を集めるレッズのエリー・デラクルーズ内野手(22)は「25本塁打―67盗塁」で2024年シーズンを終えた。

レギュラーシーズン最終戦となった29日(日本時間30日)の敵地カブス戦に「2番・遊撃」で出場したデラクルーズは0―0の10回一死一、二塁から右翼線へ2点適時三塁打を放った。これが決勝打となり、チームは3―0で勝利。ベナビデス監督代行は「エリーは今日まで勝利を手にすると言っていた。そして確かに大活躍した」と背番号44をたたえた。

デラクルーズはこの試合で2盗塁を決め、メジャー全体トップの67盗塁でフィニッシュ。2位のドジャース・大谷翔平投手(30)に8差をつけ、ナ・リーグの盗塁王が確定した。

22歳ながらメジャー史上5人目、遊撃手として初めて「25―65」を達成する一方、218三振はメジャー全体で断トツのトップ。打率も2割5分9厘と粗削り感も否めない。

米専門誌「スポーツイラスト・レイテッド」は「デラクルーズは矛盾の塊だが、問題を解決するための長いキャリアが彼に先立っている。彼の2024年シーズンはポジティブとネガティブの両方でとんでもない数字を残した。彼はずっと見ていて信じられないほど楽しい」と指摘。22歳の〝赤い彗星〟は無限の可能性を秘めている。

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