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杉良太郎 芸能活動60年〝感謝の宴〟…涙で平和への思い訴え「生きてる限り叫び続けていきたい」

東スポWEB 2024年9月30日 21時58分

歌手で俳優の杉良太郎(80)が30日、都内で行われた「杉良太郎 芸能活動60年 福祉活動65年 傘寿 感謝の宴」に出席した。

同式は、杉の芸能活動60年目という節目と、デビュー前の15歳から行っている福祉活動の65周年を記念して開催された。オープニングでは杉が「すきま風」を歌唱し幕を開けると、最新曲「花のふるさと」を含む6曲を披露した。また、妻で歌手の伍代夏子も登場。「angel 天使を見つけた」をデュエットした。

式には多くの関係者や各界の著名人らおよそ500人が出席。杉の記念すべき節目を祝福すべく、EXILEのATSUSHI、HIROや歌手の坂本冬美、俳優の船越英一郎、タレントのコロッケなどが訪れた。杉の息子で俳優の山田純大は「父は野球のピッチャーで例えると、直球のど真ん中。そういうスタイル。そのストレートは父のいいところでもあると思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします」とメッセージを送った。

杉はデビュー当日を振り返った上で「私にとっては、いまだに人間関係が難しいんです。名優の息子でもなく、御曹司でもない、ぼうふらのように湧いて出てきた役者は、なかなか生きていくのは大変でした」と回想。

また「私が1つ、80歳になって思い起こすこと。まだやりきれていないこと。国際機関がありながら、なぜ国の首脳は戦争を起こすのか。なぜ人間は殺し合うのか」と訴え「戦争を止めなければ明日は無いと思います。国連で首脳が演説をしたからなんだ、何も変わってないじゃないですか。私はそのためなら命もいらない、飛び込んでいって死んでやろうと思うような気持ち。その思いだけは、生きてる限り叫び続けていきたいと思っています」と涙ながらに語りかけた。

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