ボートレース若松のＧⅠ「全日本覇者決定戦 開設７２周年記念競走」は３０日、予選最終日が行われ、準優勝戦に進むベスト１８が決定した。
西山貴浩（３７＝福岡）の予選ラスト走は４日目６Ｒ、試練の６号艇。３日目終了時点で得点率２位。悲願の純地元・若松の周年記念タイトル獲得に向けて、狙うは予選首位通過だ。
本番はピット離れで飛び出すと、４コースを奪取。コンマ０６の気迫の踏み込みからブイ際を差し、上位進出を狙ったが４着。得点率は下げたもののトップで予選を終えた。
仕上がりに関しては「４日目はピット離れ仕様で行ったので、元の形に戻す。足は中堅上位で悪くない。上とは差があるけど、仕方ない」と上位とは言えない。ただ、予選トップ通過を果たしたことで準優を逃げれば優勝戦も１号艇が手に入る。
あと２回、逃げて念願の若松周年タイトルを手に入れる。