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木村〝フィリップ〟ミノルが爆弾提案 「むしろ陰性は出られない」ドーピングフリー大会実現の野望

東スポWEB 2024年10月1日 6時5分

オープンフィンガーグローブキックイベント「FIGHT CLUB.2」(5日、会場非公表)でYA―MAN(28)と対戦する木村〝フィリップ〟ミノル(31=ブラジル)が、過激な野望を激白だ。

決戦に向け「YA―MANと僕の2人がリングに立ったら、緊張感があると思う。そこでお互い勇気をもって踏み出して殴り合う姿は、メッセージを与えられると思う」と闘志をみなぎらせる。

今大会で注目を集めたのが、ドーピングへの対応だ。昨年6月とその後再び行った検査で陽性だった木村に、検査をせず試合をするとYA―MANが明言。だが、木村は「僕は何も変わらないです。(検査が)あってもなしでもやっていく。今は検査のある場所でも戦えるように準備をしていますから」と〝クリーン〟を強調する。

その上で「ルール上OKで引っかからないサプリメントを調べて体をつくるのは、環境に順応することだと思う。それもテクニックの1個。やるヤツが増えた中で、自分がどうするかを考えるべき」とルールを研究し〝黒〟にならないように肉体強化する重要性を強調。さらに一歩踏み込み「僕は、ステロイド(筋肉増強剤)に関してはもっと自由になろうよって思ってます。選手に責任感を課す意味でドーピングフリーにするのもいい」とぶち上げた。

具体的なプランもある。「大会を分ける。例えばRISEならナンバーシリーズの他にドーピングフリーの『RISEアルティメット』をやればいい」と提言。さらに自らの名を上げた先には、興行を開催したいという。「ドーピングフリーの…いや、むしろ検査して陽性じゃないと出られない大会をつくりたい。陰性は出られない大会を」。

何はともあれ、木村はますます目が離せない存在になっていきそうだ。

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