スペイン１部アトレチコ・マドリードのＦＷアントワーヌ・グリーズマン（３３）が、フランス代表からの引退を表明した理由とは――。
先月３０日に自身のＸ（旧ツイッター）で代表引退を表明。「たくさんの思い出を胸に、人生のこの章を閉じる。この素晴らしいトリコロールの冒険をありがとう。また会いましょう」などとつづった。代表通算１３７試合で４４ゴール、３３アシストをマーク。２０１８年ロシアＷ杯では主力として優勝に貢献した。
グリーズマンの代表引退を受け、スペインメディア「フィジャヘス・ネット」は、このタイミングでの表明について「Ａマドリードでの今季終了後、米ＭＬＳへの移籍を計画しており、キャリアチェンジを成功させるために、クラブに完全に専念し、代表活動の負担を避ける必要があった。さらに、（Ａマドリードの）最後のシーズンに忘れられない足跡を残したいと考えている」と指摘した。
その上で「グリーズマンのフランス代表からの引退は、予期せぬことではあるが、戦略的かつ熟慮された決断である」とした。