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【おむすび】初回視聴率16・8%で直近6作を上回る 「受け」は2004年トークで盛り上がり

東スポWEB 2024年10月1日 12時23分

30日に放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」初回の平均世帯視聴率が16・8%(関東地区、以下同)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人は9・4%。世帯視聴率は前作「虎に翼」から2021年度後期「カムカムエヴリバディ」までの6作の第1話を上回った。個人は昨年度後期の「ブギウギ」と同じ。

橋本環奈演じる主人公・米田結が福岡・糸島の高校生から栄養士へと成長していく物語。初回は米田家や入学した高校の様子などが描かれた。16・8%の視聴率は「虎に翼」の第1話(16・4%)など近年の初回を超える好発進となった。

1日の第2話では、米田家の食事シーンで部屋のテレビに地元プロ野球チーム「福岡ダイエーホークス」の試合や王貞治監督の姿が映った。時代は04年。球団は翌年からソフトバンクに所有が変わり、ダイエー最後の年はパ・リーグ最高勝率だったものの、プレーオフで西武に敗れて優勝を逃している。この年はまた、1リーグ制構想も明るみに出た球界再編騒動に揺れた。

ドラマに続いて放送された「あさイチ」では、博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが恒例の「朝ドラ受け」。大吉が「2004年ってずいぶん前だから、記憶が分からんよね」と話すと、華丸は「僕ら東京出る直前」と応じた。「来年からは東京へ行きますっていって名前を博多華丸・大吉に変えて。福岡でやってるころ」と大吉は人生の節目を振り返り、鈴木アナは「私はNHKに入った年です、2004年」と応じた。

「近いようで結構昔で、でも昔のようで結構近いからね。毎日が間違い探ししているような…」とドラマの時代設定と記憶を突き合わせている様子の大吉。劇中に流れた野球映像は、ダイエー投手が打ち込まれた試合で、結の祖父でホークスファンの永吉(松平健)が不機嫌になった。ネット上ではさっそく特定作業が行われ、ホークスが1―8で敗れた4月27日のロッテ戦(福岡ドーム=当時)と報告された。

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