メジャー歴代1位の通算4256安打の記録を持つピート・ローズ氏が9月30日に83歳で死去。レッズ監督時代の野球賭博により永久追放処分としたMLBも公式サイトで追悼した。
同サイトは「通算最多安打のピート・ローズ氏が83歳で死去」のタイトルで記事を掲載。MLBによる「メジャーリーグは、ピート・ローズの家族、球界を超えた友人たち、そして彼の偉大さ、気概、プレーフィールドでの決意を賞賛した地元シンシナティ、フィラデルフィア、そしてそれ以外の地域のファンに深い哀悼の意を表します。彼が安らかに眠れるように」との追悼コメントを報じた。
さらに「ローズのキャリアを決定づけた10の名場面」として「1963年のナ・リーグ新人王、1973年のナ・リーグ最優秀選手、3度の打点王と2度のゴールドグラブ獲得。また、オールスターゲームに17回出場した」などの輝かしいキャリアを報じた。
同記事は「他の追随を許さない偉大な野球選手でありながら、他の追随を許さないほど多くの非難を浴び、野球に対する罪によって自らの遺産を汚したピート・ローズ」との表現でローズ氏を悼んだ。