ボートレース尼崎の「日本モーターボート選手会代表杯争奪 男女Ｗ優勝戦」は１日、準優勝戦が行われた。
蜂須瑞生（３３＝群馬）は準優１０Ｒを逃げて優出もコンマ２３のスタートに「怖い見え方で放ったけど、隣を見たらそのままだったので入ってましたね」と反省。さらにバックではまくり差してきた鎌倉涼にへ先をかけられるながらの辛勝だった。
ただ、その際どい勝負の決め手となった４９号機の仕上がりには「エンジンのおかげ。行き足や伸びがいいし回ったあとの足もいい。バランスが取れて女子では全体に上位」と胸を張る。３日目に足落ちして５、３着と着を崩したが、きっちり立て直した。
優勝戦は２号艇。「上積みを狙うよりこの足をキープ。節間を通してならスタートも行けているので今度は大丈夫。チャンスはあると思うので頑張ります」。２０２０年１２月まるがめ以来３年９か月ぶりのＶに闘志を燃やしている。