ボートレース若松のGⅠ「全日本覇者決定戦開設72周年記念競走」は1日、準優勝戦が行われた。
予選をトップで通過した西山貴浩(37=福岡)は準優11R、トップタイとなるコンマ06の踏み込みから先マイ。3コースから握って迫る岡村慶太ら後続を突き放し、逃げ切った。
優勝戦は1号艇。「若松の周年はボートレーサーをやっている間に絶対に取らなきゃいけないタイトル」と言い続けてきた悲願に王手をかけた。
「もう泣きそう。準優は完璧なスタートが行けた。仕上がりで上の人はいるけど、関係ない。準優みたいに先に回るだけ。気象条件も変わるみたいだけど、それも関係ない。しっかりスタートを行って逃げますよ」
ラストも気迫あふれる走りで、純地元周年記念のVゴールを駆け抜ける。