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亀田和毅はフェザー級王者レオに勝てるのか? 畑山隆則氏「俺はキツイと思う」

東スポWEB 2024年10月2日 5時9分

ボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田和毅(33=TMK)の今後を元世界王者が占った。和毅は8月のIBFフェザー級指名挑戦者決定戦でレラト・ドラミニ(南アフリカ)に2―1で判定勝利。王座への挑戦権を獲得し、IBF王者アンジェロ・レオ(米国)との対戦を目指して交渉を行っている。

そうした中、元世界王者の渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏がユーチューブ「ぶっちゃけチャンネル」で和毅について意見交換。畑山氏は和毅の前戦について「亀田君のことは悪く言いたくないんだけど。どう見ても勝ち、ないね。厳しく言っちゃうけど」との見方を示した。

竹原氏が「俺はまあ、積極的に行ってたから…」と言葉をはさむと、畑山氏は「確かに、今までの和毅君から比べると積極性が増したのは評価できますけど。序盤が良すぎた。5ラウンドにダウン取って、もう1回、ダウン取っていいと思う。あそこでスタミナを使いすぎちゃって。その後、手が出てないんだもん。あの手数じゃ、ポイントはあげられない」「とにかく5ラウンド以降は全然ダメでしたね。手数が出てない」と辛口の評価を下した。

その一方で、渡嘉敷氏は「でも、運よく勝ったんだから。フェザーで世界チャンピオンとやってほしい。(ベルトを)取れば、井上(尚弥)チャンピオンと試合もあるかもしれないし」と和毅の今後に期待を寄せた。

しかし、畑山氏は「世界タイトル、目指してるんだったら、こういう戦いじゃキツイ。めちゃくちゃ喜んでましたけど、いやいや、喜んでる場合じゃないからみたいな。生き残ったことに喜んでるのかもしれないけど。負けたら終わりだから」とバッサリ。さらに、レオとの世界戦についても「俺はキツイと思うけどな。ただ、(レオは)ドラミニみたいに足を使ってテクニックがある選手じゃないんで。ガンガン前に出てくる選手だから。そういう意味ではかみ合うと思いますけど…」と苦戦を予想した。

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