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アストロズ菊池雄星が今オフのFA目玉選手ベスト10入り PO活躍ならビッグオファーも

東スポWEB 2024年10月2日 8時25分

米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は1日(日本時間2日)に「フアン・ソト(ヤンキース)をはじめ、プレーオフ(でのパフォーマンス)が最大の争点となる大リーグのFA候補10人」というタイトルの特集記事を掲載し、アストロズの菊池雄星投手(33)が10番目に紹介された。

執筆者はレッズなどでGMを務めた経験を持つジム・ボーデン氏。アストロズが3人の若手有望株と引き換えにブルージェイズから菊池を今年7月末のトレード期限直前に獲得した時に「このレンタル先発投手を獲得するために過剰な支払いをしたと書いた」と振り返りつつ「だがアストロズはキクチが先発した10試合のうち、1試合を除いて全勝した! トロントでは2試合に登板し、防御率4・75だったキクチは、ヒューストンでは(球種の)レパートリーを調整し、10試合に登板し防御率2・70、60イニングで70奪三振を記録した」とリポート。菊池の移籍後の投球を賞賛している。

そして「FAで興味を持つ球団は、シアトルでの成績(マリナーズ在籍時に70試合の先発で防御率4・97)とトロントでの成績(ブルージェイズ在籍時に80試合の登板で防御率4・48)を信じるか、ヒューストンでの少ないサンプルを信じるかを判断しなければならない。プレーオフで、どのようなパフォーマンスを見せるかは各球団がこの33歳の左腕にオファーを出すかどうかの大きな要因となるだろう」とも解説した。

1位に挙げたのは今季41本塁打、128打点の活躍でヤンキースの地区優勝に貢献したソト。「業界内の予想では彼のFA価値は5億ドルから7億ドル(約717億6700万円)の範囲とされている。だが彼が10月にどのようなパフォーマンスを見せるかによって、5(億ドル)から始まるか、6(億ドル=約861億2000万円)から始まるかが決まるかもしれない。もし彼がキャリア2度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げることができれば、次の契約は5ではなく6で始まることになるだろう」と分析した。

2位はオリオールズのバーンズ、3位はメッツのアロンソ、4位はオリオールズのサンタンダー、5位にはアストロズのブレグマンが入った。

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