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【F1】シューマッハ氏が11年ぶりに〝公の場〟に登場 同席者は携帯電話没収の厳戒態勢

東スポWEB 2024年10月2日 13時44分

F1のレジェンドで2013年12月のスキー事故以来、治療を続けているミハエル・シューマッハ氏(55)が、11年ぶりに公の場に姿を見せたとして注目を集めている。

シューマッハ氏は、スキー中の事故で重度の頭部外傷を負い、ヘリコプターで搬送され緊急手術を受けた。その後、14年6月まで医療的な観点から人工的に昏睡状態に置かれるなどの措置を経て、現在も治療が続けられている。イタリア紙「ラ・レプブリカ」が、その治療費を年間700万ユーロ(約12億円)と報じて最近話題になったばかり。プライバシーを守るために厳重に警備された住宅におり、面会できるのは家族などごく少数に限られている状況だ。

そうした中、英メディア「スポーツバイブル」は、ドイツ紙「ビルト」の報道を引用しながらシューマッハ氏が「11年ぶりに公の場へ登場した」と報じた。

「先週、シューマッハ氏の娘ジーナさんがマジョルカ島の邸宅でプライベートな結婚式を挙げた。明確な確認はないものの、ドイツのビルト紙は、7度のF1世界チャンピオンが式典に出席していた可能性は〝非常に高い〟と報じている」と伝え、シューマッハ氏が愛娘の結婚式に出席したとしている。

事故以来初となる〝公の場〟への登場となるが、出席者に対しては厳戒態勢が敷かれた。

「ミハエル・シューマッハ氏が11年ぶりに公の場に姿を現した可能性が高いこのイベントに出席したゲストには、従うべき厳格なルールがあったと報じられている」と同メディアは指摘。その詳細をこう続けた。

「写真が撮られて報道機関に漏洩することがないよう、宿泊客は施設の警備員に携帯電話を渡すよう指示されていたとされている。シューマッハ氏やその居場所は、事故以来写真に撮られていない」とシューマッハ氏の様子が伝わる写真が撮影されることがないように徹底ガードされたという。

〝皇帝〟と称されたF1界のレジェンドは、回復が進んでいるのだろうか。

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