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ドジャースは大谷翔平頼みか…よぎるPS敗退のトラウマ「失敗を思いだしている」

東スポWEB 2024年10月2日 16時20分

MLBでは1日(日本時間2日)からワイルドカードシリーズの4試合が行われ、ナ・リーグではパドレスとメッツ、ア・リーグではタイガースとロイヤルズがそれぞれ先勝し、地区シリーズ進出まであと1勝とした。

ナ・リーグ西地区で3連覇を果たしたドジャースは5日(同6日)に始まる地区シリーズからポストシーズン(PS)をスタートさせるが、米専門メディアですらワールドシリーズ制覇に確固たる自信を持てない様子だ。この日の「ドジャース・ネーション」では「ドジャースはPSでの打撃問題で2024年も再び悩まされるのだろうか」とし「彼らは過去のプレーオフでの失敗を思いだしている。過去2度のプレーオフでいずれも1回戦で敗退している」「ファンの意識の中には昔と同じような問題がドジャースについて回るのではないかという不安がある」とトラウマの存在を伝えている。

2年前の2022年の地区シリーズではパドレスに第1試合こそ勝利したものの、その後に3連敗。昨年に至ってはダイヤモンドバックスに3連敗を喫してあっさりと終戦した。同メディアは「22年はリーグ最高の打撃状態で臨んだ。しかし、得点圏に走者がいる場面で34打数5安打に終わった。昨年はスター選手のムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンは合わせて21打数1安打に終わり、PSの苦戦を顕著に表れた」と伝えている。

それでも「今回は新戦力が加わった。スーパースターの大谷とT・ヘルナンデスが初めてプレーオフに出場する」「ドジャースが攻撃の勢いをPSに持ち込めば大丈夫だろう」と結論づけた。

9月の大谷翔平投手(30)は26試合で打率3割9分3厘、10本塁打、32打点、16盗塁という異次元の成績で通算5度目となる月間MVPに輝いた。好調ぶりを維持できれば…との見立てだが、最終戦から試合がない1週間の〝空白期間〟がどちらに左右するかがカギとなりそうだ。

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