11月5日の米大統領選に向け、民主党副大統領候補のティム・ウォルズ・ミネソタ州知事(60)と共和党大統領候補のJ・D・バンス上院議員(40)による最初で唯一の討論会が1日、ニューヨークで開かれた。2人は終始礼儀正しく、移民、中絶、銃暴力に関する政策提案を交換したが、個人攻撃はなかった。
しかし、討論会が始まって数分で、SNSには「バンスのアイライナーが気になりすぎる」との書き込みが多く、視聴者の気を散らせた。
あるユーザーはX(旧ツイッター)で「JD・バンスのアイライナーが目障りだ」とコメントした。別のユーザーは「JD・バンスは今夜、ウォルズの調子を崩すためにアイライナーを2度塗りしたのではないか」と推測した。さらに「『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウみたいだ」との声もあった。
以前もバンス氏に対しアイライナー使用疑惑が浮上したことがあった。しかし、8月にウシャ・バンス夫人は米メディアに「すべて天然のまつ毛よ。あのまつ毛にずっと嫉妬していたの」と答えている。
いずれにしても、この討論会は大きな影響を及ぼす可能性がある。世論調査では、カマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプ前大統領の争いは接戦であり、副大統領候補の印象などが有権者に影響を与える可能性があるからだ。