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【バレーボール】韓国で早くも〝ブランマジック〟 初タイトル獲得で評価急騰「チームを変貌させた」

東スポWEB 2024年10月2日 18時54分

バレーボール男子の韓国1部現代キャピタルを率いる前日本代表監督のフィリップ・ブラン監督(64)が、早くも初タイトルを獲得してその手腕が脚光を浴びている。

韓国バレーボール界ではリーグ戦開幕前に行われる公式タイトルの一つ「統営・ドドラムカップ」の決勝が28日に開催され、ブラン監督率いる現代キャピタルが強豪の大韓航空に15―25、25―23、19―25、25―19、15―13とフルセットの末にセットカウント3―2で逆転勝利して優勝を飾った。現代キャピタルにとっては、11年ぶり5回目の優勝となった。

現代キャピタルは昨季低迷しただけに、就任まもなくタイトルを獲得した指揮官の手腕が〝ブランマジック〟として大きな注目を集めている。

韓国紙「国民日報」は「名門の地位にひびが入った昨シーズンとは考えられないほど変わった姿だ。現代キャピタルは昨年、激しい成績不振で下位圏を転がり続けた。準プレーオフに進出したが、OK金融グループの壁にはね返され早々にシーズンを終えた」と振り返った上で、今夏に日本代表監督から転身したブラン監督の指導力をこう評した。

「変化の中心には韓国舞台に来てから約1か月のブラン監督がいる。2022年から日本代表チーム監督を務め、ネーションスリーグ(VNL)3位など〝脱アジア級の強豪〟に成長させた彼は、今回は現代キャピタルの指揮棒を握るやいなやチームを完全に変ぼうさせた」と驚きとともに世界的名将の手腕に脱帽している。

日本代表に黄金期をもたらした名将が、韓国バレーボール界で旋風を巻き起こすのか注目だ。

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