巨人の吉川尚輝内野手（２９）が２日のＤｅＮＡ戦（東京ドーム）に「３番・二塁」でスタメン出場。第１打席の前に交代となったが自身初の全試合出場を果たした。
体調面の不安から２試合連続で守備のみの出場となった。背番号２は「先を見ずというか、ほんとに一試合一試合、一日一日です」と充実のシーズンを振り返った。
打率２割８分７厘は規定到達以上ではチームトップ。二塁の鉄壁守備でも優勝に貢献した。「最後の２試合は、こういう形にもなってしまったんですけど、監督とかいろんな人に感謝したいなと思います」と頭を下げた。
もちろんまだ戦いは続く。ＣＳ、日本シリーズに向けて「しっかり調整して、いい準備をしてやっていきたい」と前を向いた。