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【新日本】大岩陵平が明かすTMDK加入の真意 背景に小川良成の存在「やりたいスタイルがそこにあった」

東スポWEB 2024年10月3日 5時5分

新日本プロレス14日両国国技館大会でNEVER無差別級王者・鷹木信悟(41)に挑戦する大岩陵平(25)が、TMDK加入の真意を明かした。ノアで1年間の国内武者修行を経てホームリングに帰還した大岩が選んだのは理想の追求。世代交代が叫ばれて久しい新日本マットに新時代を到来させられるのか――。

大岩は9月の神戸大会でザック・セイバーJr.率いるTMDKの「X」として電撃登場し同ユニットに加入。決断の裏にはノアで指導を受けた小川良成の存在があった。

「小川さんが『あと1年2年(練習を)見たら清宮(海斗)を超えられる』みたいなことをおっしゃってくださってて。それがちょっと心残りだったんです。でもTMDKにザックさんがいて、僕のやりたいプロレスのスタイルがそこにあったからですね」。〝兄弟子〟にあたるザックとの共闘を選んだ格好だ。同期の藤田晃生とも同じユニットとなり「同期でありライバルなんですけど、それ以上に一緒に戦っていきたい仲間だったので。同じコーナーに立つのは楽しみですね」と目を輝かせた。

神戸大会で鷹木に挑戦表明し、両国での王座戦が決定した。大岩は「グレート―O―カーンが新世代と言えるか分からないので、彼を除くと新世代と言われる人たちの中でシングルのタイトルホルダーがいないので。一発目で僕が取って、これからはTMDKの時代だっていう証明をするチャンスだなと」と豪語。「あとは無差別級のベルトでしかタイトルマッチをできない、自分が戦いたい相手が近くにいるので」と、ベルト奪取後の野望を明かした。

フィニッシュホールドの「THE GRIP」(裸絞めからのローリングラリアート)は、勝利やファンの心など、あらゆるものをつかむという理由で命名した。「僕からしたら今の新世代と言われてる人は新世代じゃなくて。僕と藤田のような、さらに下の世代がもう出てきているわけで。〝超新世代〟と言わせてもらったんですけど、一気にそこを抜き去りたいなというのはありますね」。史上初の国内修行で新たな道を切り開いた大岩が、新時代の主役の座をつかみ取る。

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