菊地雄星投手（３３）の所属するアストロズは２日（日本時間３日）に本拠地ヒューストンで行われたワイルドカードシリーズ（ＷＣＳ）第２戦でタイガースに２―５で敗れ、２連敗で敗退が決まった。
１点を追う７回に２点を奪って逆転したが、８回に３番手で登板したプレスリーが一死後、連打で一、三塁とすると暴投で同点に追いつかれ、二死一、二塁で守護神へイダーを投入。四球で満塁とすると代打イバネスに左翼線へ走者一掃の３点適時二塁打を打たれ、勝ち越された。８、９回を無得点に抑えられ、ワイルドカード３位のタイガースに苦杯を喫した。
菊地は第３戦に先発する可能性もあったが、１度もマウンドにあがることはなかった。移籍後、１０試合に登板して５勝１敗、防御率２・７０で、チームのリーグ優勝に貢献した。
タイガースの前田健太投手（３６）はＷＣＳの登録メンバーから外れていたが、試合後、笑顔を見せていた。タイガースは５日（同６日）からの地区シリーズ（５試合制）で中地区を制したガーディアンズと戦う。