フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ（ロシア）をめぐるドーピング問題で、新たに下された判決について名伯楽タチアナ・タラソワ氏が激怒した。
ワリエワ側はスポーツ仲裁裁判所（ＣＡＳ）が４年間の資格停止処分を科した裁定を不服としてスイスの連邦最高裁判所に撤回を求めていた。しかしロシアメディア「スポルト２４」などによると、同裁判所はワリエワ側の訴えを棄却。また、裁判費用の全額をワリエワ側に負担するよう命じたという。
これに怒りを見せたのがタラソワ氏だ。同メディアに対し「なぜこんなことを議論しているのか理解できない。カミラが無実であることは私たちには明らかだ。私は彼らに何も期待していませんでした」とオカンムリ。さらに裁判費用についても「そもそも彼らは誰に義務を負わせているのでしょうか？ カミラは最初からいじめを受けていた」とあくまでワリエワは被害者だと訴えた。
結論が出された後も、納得していないようだ。