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【ソフトバンク】栗原陵矢が球団タイ記録シーズン40二塁打も「打率をもっと上げないと」

東スポWEB 2024年10月4日 0時9分

ソフトバンクの栗原陵矢内野手(28)が3日の楽天戦(みずほペイペイ)に「3番・三塁」で先発出場し、2本の二塁打を放ち、球団タイ記録となる40二塁打を達成した。

鷹のミスターツーベースだ。1本目は初回無死一、二塁と先制の好機に飛び出した。相手先発・古謝の低めの直球を右中間へ運ぶと、打球はフェンス直撃。走者1人が生還する貴重な先制打となった。2本目は2―2の同点に追いつかれた6回一死走者なしの場面。甘く入った球をはじき返すと、打球は再び右中間を襲った。相手の右翼手が処理にもたつくのを確認すると、勢いを緩めることなく二塁を陥れた。この2本の二塁打で今季40二塁打を達成。1948年の笠原和夫(南海)が持つ球団記録に並んだ。

お立ち台に上がった栗原は「10試合くらい前から意識してましたし、なかなか打てなかったけど、打ててうれしい。明日もう一本打ちたい」と記録更新へ意気込んだ。

今季はキャリアハイの86打点を記録。二塁打でも球団タイの成績を残したが、そんな中でも本人は打率を課題に挙げて向上に意欲を見せた。

「打率をもっと上げないとと思います。あとはもったいない打席というか、簡単に終わる打席もありますし。三振もちょっと多いかなと」と改善点を分析。小久保監督も「2割6分、7分台? もっと率は残る選手だと思いますけどね」と期待をかけた。

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