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【ソフトバンク】有原航平「祈る気持ち」野手陣に感謝しきりの14勝目

東スポWEB 2024年10月4日 0時35分

ソフトバンクが3日の楽天戦(みずほペイペイ)に4―2で勝利。先発の有原航平投手(32)は7回2失点の好投でハーラートップタイとなる14勝目を挙げた。

有原は球をコーナーに投げ分ける丁寧な投球で相手打線を翻ろう。4回二死から5回にかけては4者連続三振を奪うなど、的を絞らせなかった。6回に4連打を浴びて同点に追いつかれたが、一死一、三塁のピンチから浅村の痛烈な打球を遊撃手・今宮が好捕。バックの好守で併殺を完成させて逆転を防いだ。

さらに6回の攻撃で打線が1点を勝ち越し。背番号17は味方の攻撃を見ていた時の心境について「祈る気持ちというか。点を取られてしまったので、なんとか次のイニングもゼロでっていうふうに考えてた中で、点を取ってくれたのでうれしかったです」と語った。115球を投じて7回6安打8奪三振2失点。有原は「(甲斐)拓也がめちゃくちゃいいリードをしてくれた」と女房役をたたえた。

試合前には野手ミーティングで「有原さんに白星を」という声も上がったという。エースは「本当、ありがたいですね。そうやって言ってもらえることもそうですし、こうやって結果として勝ち星をつけてもらってるんで。でも14個勝ちつけてもらってるんで、そこは本当にチームに感謝したい」と述べた。次の舞台は短期決戦。「CSに向けてもう少し状態を上げていけたらなと思います」と力を込めていた。

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